おかやまの歴史的土木資産

    文字の大きさ

マーク歴史的土木資産一覧

同じ分類のスポット

年代
地域
分野

地域から選ぶ

岡山県簡易地図

12.児島湾開墾第一区片崎樋門・常川樋門・宮川樋門・奉還樋門

年代:明治 地域:岡山 分野:樋門・水門
片崎樋門
常川樋門サムネイル
奉還樋門サムネイル

見どころ

 いずれも岡山市灘崎(なださき)町にある樋門で、この地域(児島湾干拓第一区)が明治33年ごろ潮止(しおど)め工事を終えていることから、このころに造られたものと考えられます。
 片崎・常川・宮川樋門は、岡山県特産の花崗岩が多く使われ、アーチ開口部と灯籠(とうろう)風の樋柱が採用されており、近代和風的なデザインの樋門です。一部煉瓦も使われています。これらの樋門の前の海面が干拓されたために、現在は使用されていません。これらとほぼ同様の形態の樋門で、明治35年ごろに作られたと考えられるものが岡山市藤田の大曲(おおまがり)第一・二・三樋門にも見られます。
 奉還樋門は、やはり花崗岩と煉瓦で造られていて、二連の開口部を持ち、片方は排水、もう片方は船を通していたようです。排水する通路は現在も使用されています。これらは、干拓にかかわった藤田組の技師たちによって設計されました。

出典:「あなたの街の近代化遺産ガイドブック」岡山県教育委員会
奉還樋門は、二つの開口部を持ち、片方は排水、もう片方は船を通していたんだって。排水する通路は現在も使われているんだよ。
 

ご案内

旧名称
文化財登録
建造年代
明治33(1900)年ごろ
所在地
岡山市南区灘崎町・南区西高崎・南区西紅陽台
近隣の観光地
八浜町並み保存拠点施設
岡山市サウスヴィレッジ